2017
08.20

絵画の価値は相対的に原画のほうが高いという当たり前の相場があります。

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しかしラッセンであれば、人気の出方によっては版画がリードすることも。

その辺りの事情を考えてみましょう。

☆原画にはこの世で1枚の高い価値がある。

結論から言ってしまえば、原画はこの世にたった1枚の絵なので、ラッセンでなくどんな画家でも、版画よりは価値は高いです。

ただし将来的にどちらのほうが値上がりするか、投機的な価値で言えば簡単に判断はできません。

100枚の石版画でも価値が上がれば10倍の値になることがあります。

原画でも、評価されなければ、値動きのない作品もあります。

値上がり率・利回りで言えば、ラッセンの版画のほうが良かったということもあり得ます。

☆どちらが値上がりするかは時の運。

絵画の価値は人気の度合いと希少性で決まります。

100枚のラッセン石版画でも、何かのきかっけでその絵の注目度が高くなれば、それだけ高値になります。

本来、価値と価格は分けて考えるべきと言う専門家もいますが、単純に言ってしまえば同意語です。

売る目的がなく、生涯、ラッセンの絵を抱きしめて暮らしたいという人にとっては関係のない話ですが。

☆ラッセンでも、原画は版画の10~20倍の値がついています。

価値をどのように解釈するかは、購入者が決めることです。

絵の価値は究極、購入する人の判断で決まります。

版画にくらべて20倍の値がついたラッセンの絵でも安いものだと判断できるなら原画にすべきです。

版画には、保有していてもそれほどの投機的価値が期待できないのは確かです。

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